遺品整理の仕事は残された家族だけのものではなく、生前からコツコツと自分で行っておくことです。遺品整理でイメージするのは、大量の衣服や食器などの処分だけではなく、日ごろから愛用しているパソコンや携帯電話などのデータの整理や普段利用しているショッピングサイトなどの会員のパスワードなども紙に書き記しておくことや銀行預金や株などを始めとする金融資産の整理も大事な整理の一つです。
そして、残された家族に最もみられたくない秘密の趣味を持っている人は、早々に処分をしておくことです。パソコンにみられてはいけない画像などのデータがある場合は削除を行ったり、内緒にしているコレクションがあれば売却などの処分もしておくことで家族に秘密の趣味を一切ばれることなく、安心してあの世へ旅立つことができます。
生前に遺品整理をすることで家族への負担を大きく軽減できるのも大きなメリットです。実際に洋服や家具などの処分費用は想像以上に高額になる場合があります。残された家族が作業だけではなく費用も背負ってしまうことになりますので、体と心が元気な間に時間を見つけて処分していくことです。
身の回りにある最低限の洋服と食器と家具家電さえ残しておけば、普通の生活を送ることができます。また整理をすることで、心がすごく軽くなりますし、家族に対して余計な心配を掛けさせることもないです。生前整理はデメリットがほとんどなくメリットばかりの作業です。