亡くなった人の遺品を整理している時、故人の大切なアイテムを、捨てることに抵抗を感じる人はたくさんいます。しかし、処分する必要があるのもまた事実です。どうしても不安な時には遺品整理業者に頼むことや、遺品を供養してもらうことを考えましょう。歴史上日本では全ての物に神が宿ると考えられており、付喪神といった言葉を耳にする人も多くいます。そのため、物をかってに捨てることは物に対して失礼になるのではないかという発想が、無意識のどこかにあるといわれています。
また、亡くなった方への遺品整理を行う人の心理的な葛藤があり、なかなか進められないことも珍しくありません。そこで、プロの業者に相談して処分してもらうことで、ある程度安心して処分が可能となっています。なぜなら、業者側では基本的に回収した故人の遺品は、処分前にお坊さんを読んで供養してもらっているからです。とはいえ、供養の必要性があるのかと疑問に思う人もいます。しかし、遺族にとっては必要不可欠のこととして、亡くなられた方への敬意を表し、処分するものを分別する事、回収することが大切です。
業者選びの時には、処分の前にお坊さんを呼ぶ業者を選ぶことで、安心して任せられます。